「金閣寺垣」の名前の由来はやっぱり”金閣寺💰”❓

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京都・金閣寺(鹿苑寺)「金閣寺垣」

京都・金閣寺(鹿苑寺)「金閣寺垣」

「金閣寺垣」の読み方

金閣寺垣は「きんかくじがき」と読みます。

「金閣寺垣」がある場所は「立ち入り禁止」??

巌下水と龍門滝の間に高台に登っていくための石段があります。

この石段の脇に建てられている垣根を「金閣寺垣」と言います。

この石段を登っていくと、安民沢の方へ出ます。

なお、この金閣寺垣がある場所は、一般の参拝者は立ち入り禁止区域となっており、じっくりと拝観することができません。(立ち入り禁止の看板があります)

そもそも「金閣寺垣」とは?

「金閣寺垣」とは、「竹」で出来た「垣根」のことです。

高さは50cmほど。脚の膝くらいまでの低い竹垣。ヒョぃっと‥‥簡単に越えられそうですが、金閣寺垣は「足元垣」の一種。なので、道などとの仕切りとしての役割を担う垣根になります。

またこのような垣の後ろが見える種類の竹垣は「透かし垣」とも呼ばれまする。




垣根にも種類があった?!

龍安寺垣

実は垣根にもいくつか種類があり、金閣寺の隣に建つ、龍安寺にも金閣寺垣と同様の垣根がありまする。

名前を「龍安寺垣(りょうあんじがき)」と呼称し、「金閣寺垣」と同様、竹材を用いた垣根でゴザる。

金閣寺垣との違いは竹を斜めに交差させて組まれています。

一方の金閣寺垣は「縦方向に正方形」のマスを作るようにして組まれています。

出典:楽天市場

「金閣寺垣」の周りを見ると、垣のその外には木が生い茂っています。

「金閣寺垣」は石段と、庭園との区切りになっているのです。

また、金閣寺の垣根をならって造られた竹垣を総称して「金閣寺垣」と言います。

玉縁という垣根のてっぺんの部分を半分に割った竹で作っており、簡素ながらも上品な竹垣です。

建仁寺垣(けんにんじがき)

出典:楽天市場

金閣寺垣のような透かし垣(すかしかき)とは打って変わり、男性の身長くらいの高さほどの垣根に仕立て、完全に内部を見えなくした垣根を「遮蔽垣(しゃへいがき)」と言いまする。

「建仁寺」という名前のとおり、この竹の柵は京都の建仁寺で最初に使われたのが名前の由来です。

建仁寺垣の大きな特徴の1として、割竹を縦にすき間なく並べ、4~5本のクソ長い竹材を使用し、これを横の軸としてい‥‥‥申す。

竹の皮を外側に向けた作りも特徴といえば特徴でゴザる。

金閣寺の「虎渓橋」とは?

金閣寺垣で囲まれた石段の名前を「虎渓橋(こけいきょう)」と言います。

金閣寺垣 虎渓橋

「虎渓橋」の名は、中国の故事で「虎渓三笑(こけいさんしょう)」に由来します。

「虎渓三笑」は、3賢者が集まったところ、話に夢中になりすぎて、渡るべきではない橋を渡ってしまい、3人で大笑いしてしまったという話です。

あなたも話に夢中になりすぎて、この虎渓橋をうっかり登らぬように注意しましょう。

金閣寺垣の場所

金閣寺垣は金閣寺境内の厳下水を越えたところで観ることができます。

金閣寺の境内地図と観光スポット一覧

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