金閣寺💰の僧侶の年収(給料)の額と「巨額申告漏れ事件」って何❓

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金閣寺の現住職は「有馬頼底(ありま  らいてい)」さんです。

1995年(平成7年)から現職についています。

有馬住職さんは、金閣寺の住職として有名ですが、実は他にも以下の3つお寺の住職も兼務されております。

  • 相国寺
  • 金閣寺(鹿苑寺)
  • 銀閣寺(慈照寺)

これら3つの著名なお寺を併せ持っています。

また、「京都・仏教会理事長」でもあります。

京都・金閣寺の僧侶の年収(給料)の額と「巨額申告漏れ事件」って何?

えぇっ!?京都・金閣寺で「僧侶の巨額申告漏れ事件」??

実は、上記で説明した「有馬頼底」住職なのですが、過去に2009年までの3年間に掛け軸などの「揮毫料(きごうりょう)」として得た、個人所得約2億円の税金の申告漏れを指摘されたそうです。

この事実の発覚によって、マスコミに取り沙汰されて一躍、世間を賑わす大ニュースとなりました。

※揮毫料の「揮毫(きごう)」とは?

揮毫料とは、墨書き(筆)による一種のサインのようなものです。これは名前が世間に広まり、高名になってくるのと比例してサインを求められることが出てくるからです。

京都・金閣寺の「税金申告漏れ事件」の具体的な内容

有馬頼底住職が国税庁から申告漏れを指摘された内容とは、東京都内の美術品販売会社など3社の依頼で「掛け軸」や「額」などに揮毫をされたそうです。

その際、1作品につき約5万円をいただいたそうなのですが、この分の代金を税務申告していなかったようです。

つまり、会社(宗教法人)宛の名義で代金を頂戴された(入金された)のではなく、住職の個人名義でいただいたそうです。

通常、宗教法人が受け取ったお布施は原則非課税扱いですが、有馬頼底住職の個人所得や給料は源泉対象になります。
 
ですが、有馬頼底住職は揮毫料は「お布施のようなものと捉え、税務申告は必要ないと思っていた」とお考えであったそうです。

しかし、有馬頼底住職はそのお金を無駄に使用するのではなく、貴重な文化財を守る名目で、他の文化財を購入していたようです。

なぜ、ここまで世間を揺るがすほどの大ニュースになったのかといいますと、有馬頼底住職は、上記のような揮毫を、繰り返し20年ほど行っていたそうで、その合計金額がなんと!2億にものぼるそうです。
 
我々、庶民では一生かかっても稼ぐことができないような、途方もない金額に唖然としてしまいますが、揮毫料だけで、約2億円を得てしまうというには。本当にスゴイの一点張りです。
 
そこで、疑問になってくるのが、以下のようなことではないでしょうか?




金閣寺を含めた僧侶の年収や給料っていったい、いくら??

金閣寺を含めた僧侶の年収や給料っていったい、いくら??お坊さんといえば、世間からは遠のいた存在であり、あまり注目はされませんが、お坊さんも人ですので、生きていくためにちゃ~んと、お給料をもらっています。はぃ。

そして、一般的な僧侶の年収は、お寺の状況(規模など)や本人の役職にも左右されます。

都会の寺院か、田舎の寺院か、著名な寺院なのか?はたまたは寺院が他の事業展開をしているのかによっても異なってきます。
その事を踏まえた上での僧侶の平均年収は、おおよそ以下のような統計が出ています。

平均年齢が38.7歳で、なんと!平均年収は600万円以上700万円未満と言う事だそうです。

意外な高額に開いた口がふさがりません。

ちなみに、一般的な38.7歳のサラリーマンの年収はおおよそ300万 から500万円くらいだと言われております。

こうやって比較してみると、やはり一般的なサラリーマンよりは多く感じますね。
 
その他の例を少しあげてみましょう。

A さんという57歳の男性僧侶の場合

年収1500万円以上2000万円未満だと言う事です。

この方の仕事内容の詳細は「葬儀及び御法事が主」と言っています。

B さんと言う、60歳の僧侶の場合

この方の場合、年収3000万円以上です。

仕事内容は保育園の経営2か所、駐車場経営、寺院経営との事です。

一般に僧侶でも揮毫料で5万もいただくことができる??

一般に僧侶でも揮毫料で5万もいただくことができる??さて、ここまで見てきた中で、さっそく、頭を丸めたくなるような、そんな気持ちが湧き起こっていませんか? ・・大丈夫ですか?

ちなみですが、調べによると、掛け軸や絵画に僧侶が文字を書き入れても、それが数万円から数十万円になる事は稀有なことのようです。

つまり、上記のAとBの僧侶の方は、一般人同様の経営手腕や、スキルで収入を得られている傾向があります。

すなわち、例え価値の無い掛け軸でも、ご高名な京都・金閣寺の住職が一筆書くからこそ、その掛け軸に付加価値が生まれ、結果的に高価な揮毫料が発生しているといえます。

この事から考えてみると、金閣寺の住職さまは、年収3000万円クラスの僧侶とは比べ物にならないほどの年収や給料だという事が理解できますね。丸める時がきたか

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