【なぜ安産祈願で有名?】わら天神宮(敷地神社)の神さまのご利益(名前の由来)や祈願後の効果を….明後日知る構想❓

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わら天神宮(敷地神社)の御祭神(神さま)

敷地天神の元々の祭神である「菅生石部神」や、合祀されたと伝わる北山の山神は、現在、わら天神宮には祭祀されていません。

これは、菅生石部神を北山に勧請した際、あるいは、北山から現在の地に遷してくる際に、菅生石部神の母神にあたる「木花開耶姫命」を代わりにお祀りすることに決めたかららしい。

主祭神として祀られる木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)は富士山を御神体する神として有名で、富士浅間神社に鎮座されています。

木花開耶姫命のご利益

木花開耶姫命は、山の神の頂点に君臨する大山祇神(おおやまつみのかみ)の娘とされる神です。

木鼻開耶という名前は花が美しく咲くことに由来し、花が咲くことは、社会の発展や家系の繁栄をも象徴します。

美しい「花」の名を持つにふさわしい美人とされますが、美しい花もいずれ散るように、人の命に限りがあることを象徴する女神ともされています。

子宝・安産のご利益

木花開耶姫命は瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)と結婚し、一夜で妊娠したことから、夫に「一夜で身ごもるのはおかしい、他の者の子ではないか」と疑われました。

その疑いを晴らすため、産屋に入って出入口を閉め切り、自ら火をつけ、その中で3柱の神を産んだとされ、この伝説から、安産、そして子宝(子授け)のご利益があるとして信仰されてきました。

また、山の神、火の神としての側面も持ち、農業の発展や、火難消除(災難除去)のご利益もあるそうです。

ちなみに、木花開耶姫命が富士山と結びつけられた経緯はよくわかっていませんが、富士山という火山の炎と、木花開耶姫命の炎の中での出産が重ね合わせられたのだとも言われています。

わら天神宮に伝わる安産祈願の霊験や効果とは?

わら天神宮には、ワラ(稲藁)で編んだカゴに神饌(お供え物)を入れて神に供えるという伝統がありました。

時代が下るとカゴが劣化しはじめ、ワラが抜け落ちはじめたが、安産祈願に訪れた妊婦たちは、ありがたがって抜け落ちたワラを拾って持ち帰るようになった。

持ち帰ったワラを妊婦たちは切り取って安産祈願のお守りとして捧持するようになり、やがて神社もお守りとして稲藁を授与するようになった。

わら天神宮が当地に遷座した当初は、単に「天神宮」と名乗っていましたが、このワラのお守りが大評判となり、「わら天神宮」と呼ばれるようになったということです。

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