京都 龍安寺「茶室・蔵六庵」

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京都 龍安寺「茶室・蔵六庵」

創建年

不明
推定:1500年から1600年

再建年

1600年から1630年(江戸時代前期)
1929年(昭和4年)

発願者

桂芳全久
不遠庵 僖首座

「蔵六庵」の読み方

龍安寺の境内には読みにくい名前の堂舎や仏像がありますが、「蔵六庵」は「ぞうろくあん」と読みます。

「蔵六庵」の言葉の意味

「蔵六」とは、なんと!「亀」を指していると言われています。

亀は甲羅に「4つ足、頭、尾」を隠すことから「蔵六」とも呼称されており、仏教においては「六根清浄(ろっこんしょうじょう)」の意味合いがあるとされています。

六根清浄とは?

人間に備わった6つの力を清浄に収めることの意味合いがあります。
6つの力とは、人間の「五感」と未知の力となる「第六感」を加えた力のことです。

  1. 眼根(視覚)
  2. 耳根(聴覚)
  3. 鼻根(嗅覚)
  4. 舌根(味覚)
  5. 身根(触覚)
  6. 意根(意識)

蔵六庵の歴史

1500年から1600年の間に「桂芳全久禅師(けいほうぜんきゅう」が自らの住居兼茶室として造営したのが始まりです。

以降、千利休の孫「千 宗旦(せん の そうたん)」門下であり、龍安寺・大珠院住職兼、茶人の「不遠庵 僖首座(きしゅそ)」によって茶室として改築されています。

しかし1929年(昭和4年)に起こった火災によって焼失し、同年「僖首座」が改築した際の「茶室・蔵六庵」が忠実に再現されて今日に至っています。

蔵六庵の建築様式(造り)

蔵六庵の内部はかなり個性的な造りで、まさに茶室らしく趣を凝らした造りをしています。

茶室自体は四畳の畳敷きの部屋になっており、幅約45センチほどの中板で仕切られています。

この他、水屋の掛け窓を例として、内部には障子や窓が多数据えられています。

茶室の最奥となる「点前畳」には茶道具などを収納しておく「洞庫(どうこ)」があります。

茶室・蔵六庵の場所

茶室・蔵六庵は庫裡の奥に位置します。
通常、一般公開はされていませんが不定期に公開されることがあります。
蔵六庵が特別一般公開される時は、本物の「蹲踞(つくばい)」も間近で観ることができます。

おわりに・・

この茶室・蔵六庵は1周間以上前に事前連絡することで拝観可能とのことです。

ただし、別途、特別拝観料金が必要になります。(500円程度です)

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