金閣寺でいただける御朱印一覧
通年頒布の御朱印
- 「舎利殿」と書かれた「”鹿苑寺(金閣)”の御朱印」
- 「石不動尊」と書かれた「”石不動尊”の御朱印」
- 「神仏霊場巡拝の道」第93番札所の御朱印
期間限定頒布の御朱印
- 秋限定の御朱印「聖観世音菩薩」
- 正月期間限定御朱印「陸舟の松」
- 桜の開花期間限定御朱印「淡墨桜」
以下にてそれぞれの御朱印について詳しく説明していこうと思ふ。フンにゃ
金閣寺(鹿苑寺)の御朱印の種類・一覧
「舎利殿」と書かれた(金閣)の御朱印
令和4年バージョン
令和3年バージョン
令和2年バージョン
平成25年バージョン
御朱印の構図(デザイン)はまったく同じ
金閣寺伽藍の中心的な殿舎となるのが、金色に光り輝く「舎利殿(しゃりでん)」です。
この舎利殿の三層目には、仏舎利(ぶっしゃり/お釈迦様の骨)が安置されているので、”舎利殿”と呼ばれています。
舎利殿は金閣寺境内の京子ちゃんの前に位置す・・あアレ?あ、間違い!「鏡湖池(きょうこち)」!!の池畔に建っている・・もうわざわざ言わなくても、誰もがお分かりの金色のアレ♥..ウフことです。
まさに金閣寺を象徴する御朱印と言えます。
価格:300円
「石不動尊(いわふどう)」の御朱印
令和4年バージョン
令和3年バージョン
「石不動尊」の文字の由来
金閣寺の御本尊は弘法大師が作られたと伝えられる「石不動明王」となる。
金閣寺の前身である西園寺家の山荘時代から奉斎されていた伝わる「石造りの不動明王」の御朱印になる。
現在、この「石造りの不動明王」は境内出口付近に位置する不動堂に奉安される尊像となる。
当御朱印はその不動堂の御朱印になる。
令和2年バージョン
平成29年バージョン
平成24年バージョン
価格:300円
石不動尊の御朱印は書き置きが基本!
どうやら、この石不動尊の御朱印は基本的に書き置き(すでに書かれた半紙)での授与になる模様。
どうしても御朱印帳に書いてもらいたい場合は金閣寺にて御朱印帳を購入する(上掲写真参照💘)、もしくは2月3日と8月16日の石不動ご開帳(縁日)に寺参する必要があ〜る。(ただし、デザイン的な構図は同じ)
関連記事:京都・金閣寺(鹿苑寺)「不動堂」
神仏霊場巡拝の道・第93番札所の御朱印
神仏霊場の専用御朱印帳にいただいた例
⬆️北野天満宮で購入した神仏霊場の御朱印帳。(伊勢神宮や春日大社、仁和寺などの大規模社寺で購入できる)
神仏霊場巡拝の道とは、近畿一円の名だたる152もの社寺を巡拝する霊場巡りであり、有名どころでは「伊勢神宮(内・外宮)」がある。
このため辞典のような分厚い仕様の御朱印帳になっており、分厚さを例えるなら、浮気してこの御朱印帳で嫁にドツかれたら気絶するほど。(当御朱印帳は嫁の視界に入らないようにしておくことが肝要💘)
⬆️浮気して嫁にドツかれたら湿疹するほどの分厚さを誇る「神仏霊場の朱印帳」。厚さは軽く5センチを超える
なお、いただける御朱印自体は神仏霊場巡拝の道だけの特別な朱印ではなく、通年頒布している御朱印を専用御朱印帳にいただけるのみ。
神仏霊場巡拝の道の御朱印の御布施(値段)
- 300円
神仏霊場巡拝の道の御朱印をいただける場所
- 不動堂前の納経所(場所は後述)
ちなみに金閣寺の売店で当朱印帳について、お聞きしたところ販売されていない模様。入手したいでのあれば、付近だと北野天満宮になろぅか。オホっ
期間限定頒布の御朱印
特別御朱印を受ける際の注意点
※特別朱印の授与には参拝券の提示が必要。
※特別朱印授与期間中は朱印所のみの立ち寄りは禁止。
※授与は1人1枚とのこと。
【秋】紅葉期間限定の御朱印「聖観世音菩薩」
2022年より新たに金閣寺で頒布が開始された期間限定&枚数限定授与の御朱印となる。
聖観世音菩薩は金閣寺の方丈(ほうじょう)に奉安される尊像(本尊)であり、金閣寺を示す金色の御朱印紙に名号を書き記した聖なる御朱印となる。
寺伝によると、金閣寺の聖観世音菩薩は14世紀後半〜15世紀半ばにかけて院派仏師によって造立されたらしく、江戸時代に東福門院 和子(まさこ/後水尾院の皇后)様の念持仏を後水尾院が寄進されたと伝わる。
中央には堂々と実に猛々しい筆記で「聖観世音」と記される。その下部に見える印判は金閣寺本来の寺号ともいえる「鹿苑禅寺(ろくおんぜんじ)」と陰刻された印判が見える。
右上には行書体で「世界文化遺産」と墨書きされる。筆の走りが見事。
右端に見える神無月(かんなづき)とは旧暦&新暦10月の異称であり、この御朱印が10月に頒布されたことを意味する。
概要
- 頒布枚数:5000枚限定
※2022年10月9日をもって頒布終了 - 授与期間:2022年10月3日(月) 9:00〜(なくなり次第終了)
- 志納料:1体700円
御朱印の受け方
希望者は金閣寺庭園を拝観後、朱印所まで。
正月期間限定御朱印「陸舟の松」
金閣寺の方丈前に植わる「陸舟の松」を豪快かつ、見事な筆さばきで墨書きされた御朱印となる。
陸舟の松は足利義満の盆栽を移植したものだと伝えられる、「京都三松」の一つにも数えられる名木。
授与期間:2023年1月1日(日) 9:00〜(人気のため1/2で頒布終了)
志納料:1体500円
頒布枚数:1500枚
頒布場所:朱印所
関連記事:京都・金閣寺(鹿苑寺)「陸舟の松」
【春】桜の開花期間限定御朱印「淡墨桜」
金閣寺の大書院には床の間から襖4面にわたって描かれた根尾谷の淡墨桜という襖絵がある。
その襖絵(障壁画)「淡墨桜」を薄紅色の御朱印紙に豪快かつ、見事な筆さばきでしたためた特別な御朱印となる。
淡墨桜に描かれる桜は、岐阜県本巣市の淡墨公園内に植わる樹齢1500年以上の古木になるとのこと。
なんでも、散り際の花びらが淡い墨色になることから「淡墨桜」と呼ばれるらしく、それを表現するために銀泥を混ぜた墨を用いて淡墨の色を表現したとのこと。
授与期間::2023年3月18日(土) 9:00〜(なくなり次第終了)
※2023年3月26日現在にて頒布終了を素敵に確認💘
志納料:1体500円
頒布枚数:3000枚
頒布場所:朱印所
金閣寺の御朱印をいただける場所・時間
御朱印所の場所(地図)
金閣寺の御朱印を頂ける場所は境内では1カ所。
参拝順路通りに進んだ先の出口付近となる不動堂の前(横)の納経所になります。
⬆️鼻毛を人差し指と親指でつまんで引っこ抜いた瞬間、湧き出た涙の量ほど噂の‥‥「金閣寺御朱印授与所」
この納経所では御朱印のほか、御朱印帳、お守りも授与される。豪快且つ、達筆な筆さばきの御朱印がいただけ〜る。ケール(葉っぱ)美味しい?
御朱印所は手書きなので観光シーズンは大変、混雑が予想されることを心がけたいところ。
御朱印所の受付時間(営業時間)
- 9時から17時まで
※特別拝観時は時間が異なることもある。
金閣寺の境内は17時になるとキッチリと閉門するので、御朱印をいただく際は最低でも16時30分以前には境内に入っておく必要がある。
定休日
- 年中無休
金閣寺にて過去に頒布されていた御朱印
「北山殿」の御朱印
もう1つ「北山殿」と書かれた「”鹿苑寺(金閣)”の御朱印」も程よく最近まであった。 …”程よく”?
「北山殿」の文字の由来
室町時代以前の現在の金閣寺の場所は、かつて西園寺家の別荘があり「北山第(きたやまてい/きたやまだい)」と呼ばれていた。
室町時代に西園寺家から北山第を譲り受けた足利義満も同様に「北山第」の名前を継承し、また自らが別名で「北山殿」とも呼んだことが「北山殿」の文字の由来となる。
注意点!金閣寺で御朱印をいただくには拝観料金が必要っ!
金閣寺で御朱印をいただくためには所定の拝観料金を入口で支払う必要があ〜る。
- 大人(高校生以上)400円
- 小・中学生300円
大人で考えた場合、御朱印代金の300円とプラス400円=700円は最低必要になる計算💋
なお、拝観料金は変更になっていることもあるので、気になる方は金閣寺の公式サイトを要チェックや💘
金閣寺の御朱印をいただく際の混雑具合
金閣寺へ訪れた方であれば分かると思いますが、京都駅や清水寺方面から来られた際、混雑のあまりにバスに乗るのが困難だったハズ。
また、金閣寺は我が国を代表する観光スポットであり、外国からの観光客も必ずといって良ぃほど金閣寺へ観光に訪れる。
特に金閣舎利殿は金箔押しで建造されたド肝を抜くような、世に二つと無い金色の建造物であることから、日本人ですら珍しがって参拝者が後を絶たなぅぃ。
金閣寺が混雑する時期
金閣寺が混雑するシーズンは秋の紅葉時期が顕著。
次いでGW(連休)、年末年始(正月)、お盆と続く。
なお、紅葉時期に金閣寺のみが混雑するワケではなく、京都に数多く点在するお寺にモミジが植樹されることから、それを鑑賞するために参拝客が多いということ。
昨今はインバウンド需要も相まって境内は平日でも大変混雑している印象がある。
金閣寺の御朱印をいただく際に混雑を避ける方法とは?
これは平日・土日祝問わず金閣寺に訪れた私的な統計をもとにしているが、実のところ、金閣寺は午前中よりも午後の方が混む。
16時を過ぎても、まだ入場してくる人がワンサカふンガほっホといる。(金閣寺は17時閉門) ”ふンガほっホ”? …どゆ意味や
それを象徴するかの如く、金閣寺の授与所前にはロープのようなものが設置され、並びはじめる方向と出口となる方向が定められてい‥‥‥申す。アヒョっ
金閣寺は16時30分を過ぎると御朱印帳に書いてもらえない!
16時30分を過ぎると金閣寺では御朱印帳に書いて頂くことはできない。
この場合、すでに書かれた俗に「書き置き」といわれる御朱印が授与される。
清水寺と金閣寺を1日で巡る際の効率良い周り方
京都観光へ訪れた際、大半の方が京都駅で下車し、清水寺へ訪れる。
その後、祇園界隈の観光を楽しんでから次の目的地へと向かう。
京都駅から清水寺へはバズでわずか15分足らずで到着できることから大半の方が、「京都駅→三十三間堂→清水寺」と進み、最後に「清水寺→金閣寺」や「清水寺→伏見稲荷」へと進まれる方が多く散見される。
実は上記の流れを証明するかのように、金閣寺は午後から急激に混雑し、驚くことに閉門間際となる16時30分頃がもっとも混雑している印象があ〜る。カっ
よって清水寺と金閣寺を効率の良く巡るコツとしては、京都駅からまず午前中に金閣寺へ参拝して、その後に清水寺へ参拝するのが混雑を避ける上では理想的な巡り方となる。
金閣寺は午前中が空いているので御朱印をいただく際も、ほぼ待ち時間なしで受けることができる。(土日祝のぞく)
一方、清水寺の授与所や売店は、音羽の滝前の滝の堂(滝の堂は17時閉店)を除いてすべて18時閉店なので、滝の堂は除外したとしても、18時前までに何とか境内に入ることができれば御朱印をいただくことができる。
よって閉店時間の観点から考えても先に金閣寺から周るのがマストといえる。
金閣寺で御朱印帳を預く際のコツと豆知識
御朱印の裏表紙の裏側に名前や住所を書いておく
御朱印いただく際、自分の朱印帳だと解りやすくしておいた方が良ぅぃ。
人気の寺社の御朱印帳は他人とカブることも多々あり、目印となるものが無ければ見分けがつかない。受付スタッフの方も人間なので間違えることもある。(そのための配慮として昨今の社寺では番号札を手渡すこともある)
もし誤って他人の手に自身の朱印帳が渡ってしまった場合、これまで集印してきた人生の思い出ともいえるべき、御朱印たちが一瞬にして消え失せる事になる。
まさにコレどなししまんねん状態。 …SORE、どゆ意味や?
そのような事態を避けるべく、御朱印の裏表紙の裏側にでも良いので名前や好きなキャラのイラストなどを書いておくのが吉。(住所は個人情報になるので自身の責任にて記載💘)(シールを貼るのも良いがはがれるおそれがある)
なるべくお釣りはでないよう心がける
御朱印を頂く時には窓口にて「お願いします」と一言告げて御朱印帳を手渡し、なるべくおつりのでないように金銭を渡すのが良ぅぃ。
「金閣寺」の名前の由来
率直に告げると、鏡湖池池畔にそびえる金色の「舎利殿(しゃりでん)」からきてい‥る。ふぅ
舎利殿が有名になると、室町時代後期あたりから「金閣寺」と呼ばれるようになり、世に広く知られるようになる。
もし、金色の舎利殿がなければ‥‥‥、おそらく金閣寺とは呼ばれていなかったのでないか。カっ!
関連記事:【金閣寺(舎利殿)が建てられた理由や建てた人は誰❓】建築様式(建設費・構造)や大きさ(広さ)を知りたぃ❓
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