こちらのページでは、世界遺産・金閣寺(鹿苑寺)の紅葉の見ごろ時期や紅葉観賞におすすめの場所、ライトアップ、混雑状況、紅葉の時期におすすめのアクセス方法などの情報をご紹介します!
【2022年】の紅葉の見頃時期・紅葉する木の種類など
紅葉の色付き始め
- 11月中旬
2019年度は11月22日〜29日。近年は気候気象の変化に伴い、見頃に変動が生じている。2021年度は11月13日時点ですでに見頃を迎えている。
紅葉の見頃
- 11月下旬~12月上旬
紅葉する木の種類
- モミジ、カエデなど
京都は金閣寺がある北側(北区)の方が若干、紅葉の速度は早い傾向がありますが、天龍寺では11月中頃から見頃を迎える一方で、嵐山の山頂では、まだ色づきはじめなど、太陽と木の葉の向きや土壌の条件などの影響により、紅葉の見頃時期は様々。
こと、金閣寺の紅葉に関しては、例年11月20日頃から12月第1週くらいまでのことが多くなっています。
年により若干前後することが考えられますので、ツイッター検索にて「#金閣寺」や「#金閣寺 #紅葉」と入力して検索するなど、最新情報をチェックしてからお出かけください。
金閣寺の拝観時間(開門・閉門直前)
- 9時~17時(通年)
金閣寺の拝観時間や拝観料について詳しくは、当サイトの以下のページ↓でご紹介しています。
金閣寺の紅葉「観賞のポイント」
京都でも有数の大人気観光地である金閣寺ですが、特に「紅葉の名所」というわけではありません。
境内や周辺にはマツ、スギなどの常緑針葉樹が多く、紅葉する木はまばらだからです。
それでも、紅葉が見ごろとなる晩秋は、所々に植えられたカエデの赤や黄色と、針葉樹の緑、金閣の金色のコントラストが鮮やかで、金閣寺が1年でもっとも美しい季節とも言われています。
以下では、金閣寺の境内で紅葉を楽しむためのおすすめのスポットや観賞方法をご紹介します。
(1)鏡湖池に映る「逆さ金閣」と紅葉
「金閣」と呼ばれる建物は、鹿苑寺(通称金閣寺)の「舎利殿」という建物です。
この金閣のある池を「鏡湖池(きょうこち)」といい、極楽浄土の世にある7種類の宝石でできた「七宝の池」を模して造営されたと言われています。
鏡湖池に映り込んで逆さに見える金閣は「逆さ金閣」と呼ばれています。
秋には、金閣そのものだけでなく、池の周りの木々と共に水面に移った金閣を、ぜひ忘れずにご覧ください。
雨の日や風が強い日は水面が揺れて見えにくいので、きれいに見える日に参拝できたらラッキーです!
(2)夕佳亭周辺からの「見返り金閣」と紅葉
先ほどの鏡湖池のほとりを歩きながら順路に沿って進むと、茶室「夕佳亭(せっかてい)」の辺りに金閣の後ろ姿が見える丘があります。
この丘から見える金閣は「見返り金閣」と呼ばれ、境内の中でもちょうど紅葉と金閣が一緒に見える場所でもあるため、おすすめの金閣・紅葉観賞スポットです。
「見返り金閣」が見える場所を通り過ぎてしまうと、もう金閣は見えなくなるので、夕佳亭周辺は、金閣を写真に撮れる最後の場所でもあります。
金閣寺の紅葉「ライトアップはある?」
金閣寺では、1年を通して、ライトアップは行われていません。
周辺で紅葉の時期のライトアップが行われる寺社としては、「北野天満宮」が挙げられます。
北野天満宮は梅の名所として有名ですが、実は境内に「もみじ苑」があり、紅葉の名所でもあります。
秋になると、豊臣秀吉が築いた史跡「御土居(おどい)」とその周辺の「もみじ苑」が公開され、たくさんの観光客が訪れます。
「もみじ苑」には樹齢350年~400年という古木を含む約350本のモミジがあり、紅葉の時期の眺めは、それはそれは見事です!
夜になると、もみじ苑や境内が現像的にライトアップされますので、金閣寺周辺で紅葉のライトアップを見たい方というは、行ってみてはいかがでしょうか。
ただし、たいへん混雑しますので、時間と気持ちに余裕を持ってお出かけください。

北野天満宮の通常の拝観料・拝観時間
- 拝観時間
4月~9月:5時~18時
10月~3月:5時30分~17時30分 - 拝観料:無料
宝物殿
※紅葉シーズンは通常閉館している宝物殿が開館します。
- 開館時間:9時~16時
- 入館料:一般500円、中・高校生300円、こども250円
御土居・もみじ苑の特別公開の拝観料・拝観時間など
※特別公開の日程は年により異なるので、公式ホームページなどで最新情報をご確認ください。
- 特別公開期間:10月下旬~12月上旬
- 拝観時間:9時~16時
- 拝観料:大人700円、こども350円 (茶菓子付き)
※25日を除く平日は30名以上の団体は1割引き
北野天満宮ライトアップの開催日程
※ライトアップの日程は年により異なるので、公式ホームページなどで最新情報をご確認ください。
- 期間:11月中旬~12月上旬
- 時間:日没~20時
北野天満宮の住所・お問い合わせ先・アクセス
- 住所:京都府京都市上京区馬喰町
- 電話番号:075-461-0005
- アクセス:市バス「北野天満宮前」バス停から徒歩すぐ。
金閣寺から北野天満宮までのアクセス(行き方)
- 市バス「金閣寺道」バス停から101、102系統などに乗車。「北野天満宮前」下車、徒歩すぐ。
(所要時間6分・運賃230円)
金閣寺から北野天満宮までのアクセスについては、当サイトの以下のページ↓でご紹介しています。
京都・金閣寺から北野天満宮へのアクセス・行き方「バス・徒歩・車(タクシー)」
金閣寺の紅葉「混雑状況と混雑回避策・所要時間」
紅葉の時期は、1年の中でも、京都、そして金閣寺に最も多くの観光客が訪れます。
紅葉狩りの会場としては紅葉が少な目ながら、金閣寺の人出もそうとうなものです。
境内はあまり広いわけではなく、拝観ルートが決まっているため、あちこち歩き回る必要のない金閣寺ですが、混雑もありますから、拝観所要時間(滞在時間)は1時間前後を見込んでおくと良いでしょう。
この時期に混雑を回避するのは難しいものの、開門直後の9時~10時頃と、閉門直前の16時~17時頃が、比較的、落ち着いて拝観できる時間帯です。
金閣寺の紅葉 おすすめのアクセス方法(行き方)
もちろん、混雑は金閣寺の境内のみに留まりません。
京都市内は普段から渋滞しがちではありますが、紅葉の時期は大変混雑します。
バスが満員で何本か見送ることになったり、せっかく乗れても渋滞に巻き込まれて、目的地になかなか到着できなかったりします。
したがって、市内の移動は、できるだけ電車・地下鉄を利用するのが賢い方法です。
もちろん、電車も混雑はするのですが、少なくとも、予定通りの時間に目的地に到着することができます。
例えば、京都駅から金閣寺までは、通常は市バスで直接「金閣寺道」バス停を目指すのが簡単でおすすめです。
しかし、混雑する時期は、北大路駅まで地下鉄を利用し、北大路バスターミナルから市バスを利用するなど、可能な限り、バスを利用する距離を短くするのが良いでしょう。
京都駅から金閣寺までのアクセス(行き方)「北大路バスターミナル経由のルート」
混雑する時期におすすめの、北大路駅バスターミナル経由で京都駅から金閣寺まで行く方法をご紹介します。
地下鉄「京都駅」で京都市営地下鉄烏丸線「四条・烏丸御池・国際会館行き」に乗車
↓約14分・260円
「北大路駅」で下車、「北大路バスターミナル」へ移動(駅直結)
↓
「北大路バスターミナル」で市バスに乗車
↓約15分(通常時)・230円
「金閣寺道」バス停で下車
↓徒歩約4分
金閣寺に到着!
※「北大路バスターミナル」から乗車するバス※
- 市バス急行101系統「金閣寺・北野天満宮・二条城行き」
- 市バス急行102系統「金閣寺・北野天満宮行き」
- 市バスM1系統「金閣寺・原谷行き」
- 市バス204系統「金閣寺・円町行き」
- 市バス205系統「金閣寺・西大路四条行き」
京都駅から金閣寺までの色々なアクセス方法は、当サイトの以下のページ↓でご紹介しています。
京都・金閣寺から1番近い!「電車の最寄り駅」と「最寄りバス停」ってどこ??
京都駅から京都・金閣寺へのアクセス(行き方)「バス・電車・車(タクシー)」
レンタサイクルもおすすめ!
金閣寺の周辺には、紅葉の名所でもある北野天満宮、龍安寺、仁和寺があります。
ただ、北野天満宮~金閣寺~龍安寺~仁和寺のルートをすべて歩こうとすると、移動時間だけで1時間以上かかってしまいますので、ハイキング目的の場合以外は、ぜひレンタサイクルの利用もご検討ください!
金閣寺周辺のレンタサイクル店については、当サイトの以下のページ↓でご紹介しています。
京都・金閣寺の周辺・付近のレンタサイクル(自転車の貸出し)について
おわりに・・金閣寺だけではもったいない!「きぬかけの路」で世界遺産の紅葉巡り!
金閣寺は、龍安寺や仁和寺へと続く約2.5kmの観光道路「きぬかけの路」の出発点(終着点)にあります。
せっかくなので、金閣寺と一緒に、龍安寺・仁和寺にも訪れてみてはいかがでしょうか?
きぬかけの路を通って金閣寺・龍安寺・仁和寺の3つの世界遺産の紅葉を巡るおすすめのルートについては、当サイトの以下のページ↓でご紹介しています。
きぬかけの路を行く!金閣寺・龍安寺・仁和寺を巡るおすすめ紅葉観光ルート!
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