金閣寺(鹿苑寺)「陸舟の松」
樹齢
- 不明
- 推定:600年以上
松の種類
- 五葉松
御手植者
- 足利義満
金閣寺・「陸舟の松」の読み方
「陸舟の松」は「りくしゅうのまつ」と読みます。
金閣寺・「陸舟の松」の由来と歴史
書院の庭に植えられた大きな松です。
その形は名前の通り舟の形をしており、まさに陸に現れた「1艘(いっそう)の舟」と言えます。
ですから「おかふねのまつ」とも呼ばれています。
また、京都市の天然記念物にも指定されており「京都三大松の1つ」と言われています。
京都三大松
- 京都市西京区・「善峰寺の遊竜の松(ゆうりゅうのまつ)」
- 京都市左京区・「大原宝仙院の五葉の松」
- 金閣寺・「陸舟の松」
金閣寺・陸舟の松の種類
金閣寺の「陸舟の松」は「五葉松(ゴヨウマツ)」と言う種類の松です。
1か所から5つ葉が出ることから、その名がつけられています。
「ヒメコマツ」とも言い、盆栽の松などによく見られる種類です。
足利義満公の「遺愛の松」
この「陸舟の松」は、もともと義満公の盆栽でした。
それを地面に植え替えて、舟の形に仕立てた松です。
この松の先は「西」を向いています。
義満はこの舟に乗って、西方浄土(極楽浄土)を目指したかったようです。
義満が植えたものですから、樹齢はなんと!600年以上あると云われております。
義満の時代には小さかった松は見事に成長して、しかも衰えをみせずに青々としています。
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金閣寺の境内地図と観光スポット一覧
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