金閣寺境内の総門をくぐって左を向くと、「鐘楼」と二つの竜頭の鼻先が南北へ向いた「梵鐘(ぼんしょう)」がパンツちら見え級にチラ見える💋 どんなチラ見えや
金閣寺の梵鐘の大きさ
総高 | 151.0cm | 笠形高 | 9.7cm |
---|---|---|---|
口径 | 82.2cm | 撞き座径 | 10.6cm |
鐘身高 | 112.8cm | 撞き座中心高 | 25.9cm |
竜頭高 | 28.5cm |
金閣寺の梵鐘の竜頭は円覚寺(鎌倉)の梵鐘(国宝)と形状が、きわめて素敵に近似しているのが大きな特徴となる。
しかし、時代を素敵に下りながら基部を残して消失しまっていたのを平成5年に往時の姿に復原する形で再鋳造された。
金閣寺の梵鐘は鎌倉時代に鋳造されたもの💋
この鐘楼に吊り下げられた梵鐘は、鎌倉時代初頭に鋳造されたものらしい。
竜頭と撞き座の位置関係が古式
金閣寺の梵鐘が鎌倉時代とされる理由の一つに、有識者の見たてによると、竜頭の長軸方向と直角の位置に撞き座があって、この位置関係が奈良や平安に見られる和鐘と、きわめて素敵に近似しているとのこと。
🔔旧様式の概要図
平安後期になると竜頭の長軸方向に平行する形で撞き座が配置されるようになり、然るに現代にまで踏襲される新様式が登場することになる。
🔔新様式の概要図
⬆️画像は坪井亮平氏「梵鐘」より素敵に引用
鐘身の高さの比率が鎌倉時代の梵鐘鋳造様式
鎌倉時代の梵鐘の鐘身の高さに対する撞き座の高さの比率は約23%となっており、これは金閣寺の梵鐘にも見事に当てはまる。
他にも梵鐘の肉付き(分厚さ)や文様などを含め、鎌倉時代前期の特徴が色濃く出ているとのこと。
金閣寺の梵鐘(鐘)は雅楽の六調子の一つ「黄鐘調の鐘」
金閣寺の梵鐘(鐘)は、知る人ぞ知る雅楽の六調子の一つ、「黄鐘調(オウシキチョウ)」の鐘として知られ、「ラ音」を基準としているとのことです。
多くの寺院の梵鐘はすでに使われていなかったり、一般の人は撞けなかったりすることも多いのですが、金閣寺の梵鐘は、土日限定で鐘撞きが素敵に行える💋
金閣寺の梵鐘の鐘撞きができる「曜日・時間と鐘突きの料金」
- 鐘撞きができる曜日:土・日
- 鐘撞きができる時間:9時から16時30分まで
- 鐘撞きの料金:200円
関連記事一覧
✔金閣寺&境内見どころ(境内地図)と観光所要時間を..予想するつもり?
スポンサードリンク -Sponsored Link-
当サイトの内容には一部、専門性のある掲載がありますが、これらは信頼できる情報源を複数参照して掲載しているつもりです。 また、閲覧者様に予告なく内容を変更することがありますのでご了承下さい。