眩いばかりの殿舎の姿に、晴れた日などは思わず目を細くしてしまいます。
そう、純金で造られた金箔の彩りに包まれた金閣・舎利殿は、それだけで金運オーラ満載といえます。
しかし、それ以上に金閣寺は、とてつもない光のエネルギーを蓄積していると云われています。
これらのパワーの要因を含め、金閣寺は風水的に見ても、京都の寺院の中では、上位にランキングするほどのパワースポットだと云われております。
金閣寺が京都有数のパワースポットと云われる理由
ちょっと、金閣寺の後ろを見てみてください。
金閣寺の後方には、広大な山(北山・大文字山)がありますね。
これらの山々には、大地から溢れ出る風水エネルギーが反射して、金閣寺の前面にある「鏡湖池」の水に射し込み、大地のエネルギーが余すことなく鏡湖池に蓄えられていると云われています。
「大地のエネルギー」とは、風水の本場である中国の古代文献によれば以下のようなことが言えるようです。
よって、この金閣寺は、特に「金霊(光霊)」が強く、金霊のエネルギーを満たすには最適な場所だと云われております。
ところで・・金霊とは?
金霊とは、「かねだま」と読み、金の精気のようなものです。これが強いと時に玉のような形状で現れて、これを手にすると繁栄することができると云われています。また「かねだま」は「金玉」に通じることから、金運向上のご利益もあるとされています。
京都・金閣寺の境内のパワースポット
金閣寺の境内のパワースポット【舎利殿】
まず、金閣寺を代表するパワースポットといえるものが【舎利殿】です。
鏡湖池のほとりにたたずむように建ち、漆(うるし)の上に金箔を押した三層宝形造の建物です。
そして金閣・舎利殿のすぐ前にあるきょうこちゃんには、龍神が住まわれて・・あイヤイヤイヤ間違い!メンゴ「鏡湖池」!!には、龍神が住まわれていると言われています。
舎利殿の光が鏡湖池に反射してパワーが倍増され、「金霊(光霊)」が発生しやすいと云われています。
金霊を体内へ取り込み邪気を祓って、繁栄に満ちた新鮮なパワーをいただくことができます。
知っている方も多いと思われますが、この金閣寺の前身は公家の西園寺家の所領であり、もともとは西園寺家の山荘「北山第」として利用されていました。
それを室町幕府3代目将軍・足利義満公が自らの所領と交換する形で譲り受けて、新たにリニューアルさせたものが、NEW「北山第(北山殿)」です。
後に北山第から現在の鹿苑寺(金閣寺)へ名前があらためられます。しかし、その直後に勃発した「応仁の乱」などで伽藍が焼失してしまいます。
その時、西園寺時代の金閣寺の資料も同時に焼失しており、西園寺時代の金閣の様子は一切不明となっています。
しかぁし、金閣がある鏡湖池は、西園寺家の山荘であった頃の景観を、そのまま現代まで留めていると云われております。
つまり鏡湖池には、幾世紀分ものパワーが溜まりきっており、それを周囲に解き放っているということになります。
鏡湖池からパワーをいただく方法
鏡湖池からパワーをいただく際に特別な方法は特になく、鏡湖池の畔につっ立っているだけでパワーを体内に取り込むことができるようです。
しかし、晴天の日などは光の反射がもの凄いので、あまり見すぎると、逆に目を悪くしますので注意が必要です。
鏡湖池に関しての詳細は当サイトの以下↓の別ページにてご紹介しております。
金閣寺の境内のパワースポット【白蛇の塚】
鏡湖池に真上にもう1つ池があります。
この池を「鏡池」と呼称し、その中央には「安民沢」言われる小島があります。
この鏡池も西園寺時代の遺構の1つと伝えられています。
そして「安民沢」の縁には【白蛇の塚】と呼ばれる五輪塔があります。
この五輪塔は西園寺家が建てた五輪塔で、一説によると、この安民沢の白蛇の塔の前で様々な祈祷や儀式が執り行われたと伝えられています。
「白蛇」は弁財天の神使とされ「見れただけでも縁起が良い」とされています。
また、この白蛇の塚の近くには、石像が建っていてその前にお椀が置かれています。
このお椀から2、3メートル離れた場所から賽銭(さいせん)を投げ入れて、見事お椀に入れば、弁才天さまが1つだけ願いを叶えてくださると云われています。
白蛇の塚に関しての詳細は当サイトの以下↓の別ページにてご紹介しております。
金閣寺の境内のパワースポット【銀河泉と厳下水】
鏡湖池から順路を進むとやがて「銀河泉」と呼称される泉が出てきます。
この泉はかつて、義満公がお茶をたてる時に使用した水と伝えらえています。
また、銀河泉の奥には「厳下水」があり、この泉では義満公がクソった際に、ウンコが付着したかもしれない手を洗った場所と伝えられています。
これら2つの泉も西園寺時代からの遺構と伝えられており、今でも泉は枯渇することなく、水が湧き出ています。
幾世紀分もの大地からのパワーが、湧き水を通して泉に蓄えられていると云われています。
銀河泉・厳下水に関しての詳細は当サイトの以下↓の別ページにてご紹介しております。
金閣寺の境内のパワースポット【龍門滝の水しぶき】
鏡湖池から順路を進んだ先の銀河泉、厳下水の奥に【龍門滝】があります。
この滝にある【鯉魚石】は鯉が滝を登ると龍になるという、中国の故事である「登竜門」に因んでいるとの事です。
水飛沫(みずしぶき)のかかっている、尖った石の形が滝を駆け上がる鯉のように見えます。
この「龍門の滝」も西園寺時代からあったとされ、流れくる水には幾世紀分もの大地からパワーが込められていると伝えられています。
つまりこの水飛沫を身体に浴びることで、大地のパワーを授かることができるそうです。
龍門滝に関しての詳細は当サイトの以下↓の別ページにてご紹介しております。
金閣寺の境内のパワースポット【夕佳亭から見る金閣】
金閣寺の茶室・【夕佳亭(せっかてい)】は、「金森宗和」が造営したと云われております。
夕佳亭の名称の由来とは、「夕日に映える金閣が殊に佳い」ということに起因するものです。
意味合いは「夕日を観るのであれば、この夕佳亭から観る夕日の眺めが最高だ」と、なります。
これは夕日に照らされた金閣・舎利殿がちょうどこの夕佳亭の位置からがもっとも良く観れることを意味します。
夕日という太陽から発せられる膨大なエネルギーを浴びた金閣・舎利殿から反射する光はまさに「金霊(光霊)」を量産することでしょう。
舎利殿をもっとも絶景で観れるこの夕佳亭から舎利殿を観ることで、金霊が発生し手にすることができるかも知れません。
体内に潜む邪気を金色の光で打ち祓い、精気に満ち溢れた金持ち思考へリフレッシュしてくれます。
夕佳亭に関しての詳細は当サイトの以下↓の別ページにてご紹介しております。
金閣寺の境内のパワースポット【浄蔵貴所の供養塔】
「浄蔵貴所(じょうぞうきしょ)」とは、平安時代前期の891~964年に実在したとされる平安中期の天台宗の僧侶のことです。
この浄蔵貴所なる人物は、「僧侶」であった云われておりますが、実際のところは、「祈祷師」や「呪術師」の側面も併せもっていたとされる人物です。
一説によると、息絶えた人を幾度か実際に蘇生させたとも云われており、その力は、あの白狐で有名な「陰陽師・安倍晴明」を優に上回るとも云われています。
浄蔵貴所が蘇生した逸話は「浄蔵さんの話」として、現代までも語り継がれています。
話の内容としては、父親の「三善清行(みよし の きよゆき)」を橋の上で蘇生させたという話で、これは実話だと語り継がれています。
この浄蔵貴所の力を鬼門を塞ぐために用いて「供養塔」ならぬ「石碑」が建てられたと云われているそうです。
そして、一般的には、あまり知られていないようですが、この金閣寺には、かつて「曼殊院」と呼ばれた「浄蔵貴所」をお祀りしたお堂が実在したそうです。
「曼殊院」とは、京都の御所に御座される天皇を守るために、御所と比叡山・延暦寺を繋ぐライン上の鬼門を塞ぐために、造営されたお堂となります。
そして実は、この曼殊院は現代おいても、いくつか現存しており「天台宗五箇室門跡(青蓮院・三千院・曼殊院・毘沙門堂・妙法院)」の五箇所の寺院の境内に現存しています。
以上、長くなりましが、浄蔵貴所はこの世を去る前に「自らの墓前へ詣でた者には、神通力で願いを叶えてやる」と言い残したと伝えられています。
つまり、この浄蔵貴所の墓前の前で真摯に祈りを捧げれば、浄蔵貴所が願いを叶えてくれるかも知れません。
金閣寺・「浄蔵貴所の供養塔」の場所
この「石碑(浄蔵貴所の供養塔)」の場所は、「入場門」とは逆の「お手洗い」の方向に向かい、「女性用トイレ」の目の前にひっそりと建っています。
この場所、まさに隠れざる穴場的パワースポットとも言えます。
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