金閣寺💰(鹿苑寺)「亀島or鶴島(鏡湖池)」

スポンサードリンク

京都・金閣寺(鹿苑寺)鏡湖池「亀島・鶴島」

金閣寺 亀島・鶴島

金閣寺・鏡湖池の読み方

鏡湖池は「きょうこち」と読みます。

金閣寺・鏡湖池に浮かぶ島々

金閣寺の池泉回遊式庭園の中心となる鏡湖池には、たくさんの島が浮かんでいます。

そのうちのいくつかが「亀島」「鶴島」と呼ばれています。

「3匹の亀」と「1羽の鶴」

亀島・鶴島と呼ばれる島は全部で4つです。

そのうち「3つが亀島」です。

  • 金閣の南に「亀島・鶴島」
  • 金閣の西には「入亀島・出亀島」

葦原島と金閣の間にある小ぶりな鶴島・亀島は、互いに向かいあっています。

金閣寺の「鶴島」と「亀島」が表すもの

本来、鶴島・亀島とはどのような意味合いを持つ物なのでしょうか?

「鶴は万年、亀は千年」というように、鶴と亀は昔から長寿の象徴とされてきました。

鶴島・亀島は日本庭園には見られる石組の一つです。

とくに「神仙蓬莱思想(しんせんしそう)」をもって造られた庭園には多く見られます。

鶴と亀は仙人の使いとされているようです。

金閣寺・「鶴島・亀島」の特徴

鶴島は、鶴の翼を表す石と鶴の長い首を表す石とで表現されています。

しかし、どこが鶴の首で翼なのか、一見してもすぐには分かりません。

金閣寺 亀島・鶴島一方、亀島の方は、見た目に分かりやすくなっています。

亀島は頭、脚、尾などを表す石でできています。

言われてみれば、亀の頭がニョキっとでているように見えます。

鏡湖池の「鶴島・亀島」のモチーフ

鏡湖池の亀島たちは、背中に「松」や「石」を背負っています。

これは、蓬莱の山を亀が背負っている様子を表現し、蓬莱山を背負って生きる「ゴウ」という架空の生き物に因んで造られています。

また、入亀島の護岸は、中央に「三尊石」が組まれています。

これは京都市北区にある西方寺を模範としています。

このような観点から池を見渡してみると、池の中を悠々と泳ぐ鶴や亀の姿が想像できるだけでなく、蓬莱の世界が目に浮かんできそうです。

金閣寺・鏡湖池の島一覧

金閣寺 島 一覧

金閣寺の境内地図と観光スポット一覧

スポンサードリンク -Sponsored Link-


当サイトの内容には一部、専門性のある掲載がありますが、これらは信頼できる情報源を複数参照して掲載しているつもりです。 また、閲覧者様に予告なく内容を変更することがありますのでご了承下さい。