5つもあった?!「京都・金閣寺と京都・銀閣寺の違い」

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5つもあった?!「京都・金閣寺と京都・銀閣寺の違い」

銀閣寺金閣寺と銀閣寺は、どちらも京都の代表的な観光名所です。

どちらの寺院も世界文化遺産に認定されていますし、それぞれの庭は特別史跡・特別名勝にも指定されています。

金閣寺は北区、銀閣寺は左京区に位置し、距離にして約8キロメートル。

往き来するのにバスで片道40分以上もかかってしまいます。

1日で両方を見て回れなくもないですが、移動時間がかかります。

どちらか一方観るにしても、金閣寺と銀閣寺はどこがどう違うのでしょうか。

金閣寺と銀閣寺、どちらがあなた好みか、2つの寺院を比較してみましょう。

金閣寺と銀閣寺の違い・その1【参道】

金閣寺の参道 ↑金閣寺の参道

銀閣寺の参道↑銀閣寺の参道

それぞれの寺を目指すのに必ず通るのが参道です。

金閣寺は総門の前も、大型の車が通れる幅の広い道です。

これは、金閣寺が中国からの使節団を招くなど、公的な場所としての役目も担っていたからです。

参道の周りには木々が並び、黒門からは街の喧騒から離れた空間になっています。

また拝観受付前までにも、鐘楼や舟形石、櫟樫(いちいがし)など見所がたくさんあります。

一方、銀閣寺の参道は細長く、とても賑やかです。

清水寺の参道とまではいきませんが、土産物屋や、飲食店が建ち並んでいます。

さらに総門からは高い垣根があり、竹と椿で出来た銀閣寺垣が視界に広がります。

賑やかな商店街の景色から、一瞬にして一面緑の世界に変わるのです。

別空間に迷い込んだような錯覚さえ覚えます。

  • 金閣寺→道幅が広く、自然に囲まれている。櫟樫や、舟形石が置かれている。
  • 銀閣寺→道幅は狭く、土産物屋が充実。総門からの銀閣寺垣。

金閣寺と銀閣寺の違い・その2【楼閣】

金閣寺と銀閣寺にはそれぞれに「楼閣(ろうかく)」があります。

「楼閣」とは、豪勢な建物のことです。

京都・銀閣寺↑銀閣寺の楼閣「銀閣」

京都・金閣寺の見どころ【その4】「金閣(舎利殿)/しゃりでん」↑金閣寺の楼閣「金閣」


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楼閣は、通称・「金閣」と「銀閣」と呼ばれていますが、銀閣は江戸時代頃に金閣と対比されて呼ばれだした俗称で、本来は「観音殿」と呼ばれています。

ですから金閣には、2、3層に「金箔」が施されていますが、銀閣には「銀箔」は見られません。

建造した義政も、銀閣を銀色にしようとしたという記述は残っていません。

金閣は3層建てなっており、下から寝殿造り、武家造り、禅宗様式の建物です。

こけら葺・宝形造りの屋根の上には、鳳凰が黄金に輝いています。

銀閣は2層になっています。

下から書院造、禅宗仏殿風の建築です。

金閣と同様に「こけら葺」「宝形造り」の屋根ですが、その上には「青銅の鳳凰」が立っています。

金閣は火事にあい、現在は再建されたものですが、銀閣は室町時代から残る貴重な建物として国宝に指定されています。

  • 金閣寺→3層建ての舎利殿。屋根に金銅製の鳳凰。
  • 銀閣寺→2層建ての観音殿。国宝に指定されている。

金閣寺と銀閣寺の違い・その3「池泉回遊式庭園」

金閣寺も銀閣寺も「池泉回遊式の庭園」を持ちます。

金閣寺 島 一覧↑金閣寺の回遊式庭園銀閣寺↑銀閣寺の回遊式庭園

金閣寺は鏡湖池、銀閣寺は錦鏡池と、似たような名前の池があります。

どちらも、水面にその楼閣を映しだしますが、池の規模の違いは一目瞭然。

金閣寺の鏡湖池は2000坪の広さを誇ります。

創建当時には舟遊びがされていたという鏡湖池は、神仙蓬莱の世界を表し、大小さまざまな島が浮んでいます。

池の周りを樹木が囲み、四季折々の姿をみせてくれます。

一方、銀閣寺の錦鏡池は金閣寺の池と比べると小さいながらも、義政が文化人の考えを取り入れ考え抜かれた石橋や浮き石などの配置は、悠然とした美しさを見せています。

また、青々と生い茂った苔の群生や、庭を囲む竹林などは手に触れられる位置にあり、自分がその庭の一部であるかのように自然を近く感じられます。

  • 金閣寺→広大な鏡湖池に浮かぶ蓬莱の島。
  • 銀閣寺→錦鏡池にかかる石橋。

金閣寺と銀閣寺の違い・その4「境内」

金閣寺の境内↑金閣寺の境内

銀閣寺の境内↑銀閣寺の境内

金閣寺は池もさることながら、敷地全体の広さも広大です。

鎌倉時代に西園寺家の山荘であったという歴史をもち、西園寺家ゆかりの安民沢、不動堂などもあります。

また、義満遺愛の陸舟の松や、江戸時代の茶道家である金森宗和好みに造られた茶室・夕佳亭など、名所が数多く見られます。

拝観中に振り返ってみる金閣は、いつでも輝きを放っています。

銀閣寺で拝観受付を済ませ、唐門を越えると、まず目に入るのが銀に輝く砂です。

これは、江戸時代に造られた銀沙灘と向月台と呼ばれる月の光を受けるための白砂です。

夜間に拝観することはできませんが、月夜に光輝く庭を想像してみると、銀沙灘がたちまち湖にかわり、向月台に月が浮びます。

夜の銀閣寺には息を飲む美しさが広がっているのでしょう。

また、銀閣寺の展望所では、晴天ならば銀閣のバックに京都の街も見えます。

  • 金閣寺→陸舟の松、夕佳亭、不動堂など見所が多い。
  • 銀閣寺→月光に光り輝く向月台と銀沙灘の白砂がある。

金閣寺と銀閣寺の違い・その5「アクセスのしやすさ」

最後に、京都駅からの距離と拝観料を確認しましょう。

両方とも、京都駅から市バスに乗れば一本で最寄り駅(最寄りバス停)に着けます。

所要時間はそこまで変わりません。

金閣寺の近くには龍安寺・北野天満宮などがあります。

銀閣寺からは哲学の道が南に伸びており、これを歩ききれば永観堂や南禅寺などが見えてきます。

だたし、金閣寺の拝観料は400円ですが、銀閣寺がそれより100円高い500円です。

どちらも1時間ほどで境内を見て回れます。

  • 金閣寺→京都駅からバスで約50分。拝観料400円
  • 銀閣寺→京都駅からバスで約45分。拝観料500円

終わりに・・

さて、旅の行き先はどちら決まりましたか?

スケールが大きくゴージャスな金閣寺か、わびさびを手のひらで感じられる銀閣寺か。

他に行きたい名所と合わせて考えてみて下さい。ウフ

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