正月(年末年始)・GW・お盆休み・・など、他にも紅葉シーズンなどにおける大人気スポットである金閣寺ですが、その人気ゆえに交通渋滞が発生したり、混雑していたりする場合が非常に多いです。
せっかくの大切な人との旅行プラン、予定を通りにスケジュールをすすめたいもの。
本ページでは、金閣寺の混雑状況と混雑回避方法についてまとめてみました。
京都・金閣寺の周辺付近の駐車場の混雑状況
金閣寺へのアクセスは、主に「電車→バス→徒歩」か「車」、他に「自転車」という手段がありますが、この中でも「電車→バス→徒歩」でのアクセス方法が一番の王道であり、誰もが思いつく一番ベターな方法です。
しかしながら特にバスを利用される際は、金閣寺付近周辺はもとより、京都市内は常に交通渋滞が発生していますので、バスも時刻表とおりに到着できないのが現状です。
さらにもっとヒドくなればバスを利用する乗客(主に観光客)が多すぎて、長時間待ってやっとバス停に到着したバスに乗車できないといったこともシバシバあります。
なお、金閣寺の周辺付近の交通渋滞の原因は、金閣寺の駐車場の空き待ちであることがほとんどです。
交通渋滞をしている場所については主に次にような場所が挙げられます。
- 南インターから京阪国道口までの国道1号線
- 金閣寺周辺の4つのインターチェンジからの道
♦4つのIC=沓掛IC(京都縦貫道)、鴨川西IC(阪神高速)、京都南ICと京都東IC(いずれも名神) - 金閣寺駐車場付近周辺の道
洛中(京都駅、清水寺周辺付近や東山区)から北側は比較的空いていますが、金閣寺に近づくにつれて再び道路が混雑してきます。
金閣寺駐車場に関して言えば、なんと!紅葉時期などのハイシーズンともなれば最大で3時間以上も待つこともあるようですので、シーズンに応じて交通手段は選びましょう。
観光シーズンに応じて使い分ける!金閣寺付近周辺の混雑回避方法
さて、上述のような交通渋滞に巻き込まれないためには、どうすればよいでしょうか。
主に、以下のような混雑回避方法があげられます。
自動車を使用しない
まず申し上げることができる混雑回避方法は、そもそも自動車を利用しないことです。
金閣寺へはJR、阪急、京阪電車の駅からそれぞれバスが運行していますので、バスを利用するのがよいでしょう。
ちなみに金閣寺の最寄りバス停から金閣寺境内出入口までの所要時間は徒歩約5分圏内です。
金閣寺へのアクセス方法に関しては以下の別ページでご紹介しています。
京都駅から京都・金閣寺へのアクセス(行き方)「バス・電車・車(タクシー)」
大阪・梅田・難波(なんば)から金閣寺へアクセス・行き方「電車・バス・車(タクシー)」
金閣寺から龍安寺へのアクセス・行き方「徒歩・バス(市営バス)・車(タクシー)」
京都・金閣寺から京都・銀閣寺へのアクセス・行き方「バス・電車・車・タクシー」
嵐山から金閣寺へのアクセス・行き方「バス・電車・車(タクシー)」
旅館に泊まっている方は車は旅館に停めておいて、電車とバスを利用しましょう。
また金閣寺を含めた京都市全域でパークアンドライドが実施されています。
パークアンドライドを利用すると、京都市内の交通機関の料金が割引になるプランもありますので、できるかぎりパークアンドライドを利用しましょう。
レンタサイクルを利用しよう!
交通渋滞には引っかかりませんが、バスや電車の混雑に巻き込まれる可能性があります。
繁忙期はそのようなケースが考えられますので、その場合はレンタサイクルで、自転車を借りることをオススメします。
自転車が全ての交通機関において、交通渋滞に左右されません。
金閣寺周辺付近のレンタサイクル店の紹介!
ちなみに金閣寺の最寄りには「金閣寺レンタサイクルターミナル」と言う自転車がレンタルできるステーションがあります。
バスや電車を利用して金閣寺へ行き、参拝の帰り道には金閣寺レンタサイクルターミナルで自転車をレンタルして、金閣寺からの下り坂を豪快に下るプランがあります。
レンタルした自転車は、KCTPグループの各サイクルターミナル店で返却できるので、非常に便利ですね。
自転車のレンタルに関しては当サイトの別記事でもご紹介していますのでソチラをご覧ください。↓
コインパーキングの使用
金閣寺が運営管理する駐車場は無料だけに、ごく平凡な平日ですら入場待ちで混雑します。
したがって、金閣寺の周辺付近の駐車場やコインパーキングに車を駐車して歩く方が、時間のロスが格段に少なくて済みます。
金閣寺の周辺・付近の駐車場は、当サイトの別記事にてご紹介していますので参考にしてみてください。↓
コインパーキングは駐車場の数に限りがありますので、注意が必要です。
金閣寺の境内の混雑状況
金閣寺は年中開園で、午前9時から午後5時が基本参拝時間となっていますが、例外の時期もありますので詳しくは公式HPをご覧ください。
金閣寺境内は午後5時前になると警備員や係員の方が出てこられて閉門の準備をされます。午後5時になるとキッチリと閉門されますので午後5時以降の拝観は不可能です。
また、すでに境内に入っている方についても最終的に係員や警備員の方から閉門時間のアナウンスがあり、境外への退出を余儀なくされます。
金閣寺境内でもっとも混雑する場所
金閣寺境内でもっとも混雑する場所は、唐門から少し歩いた先にある拝観券の販売窓口と、鏡湖池(きょうこち)を挟んだ金閣舎利殿の前あたりの参道です。舎利殿周辺の参道には場内整理の警備員の方が立っており、『写真を撮った方はすみやかに移動して次の方に譲るように』などのアナウンスがあります。
それと、出口周辺となる不動堂の周辺です。不動堂の周辺には御朱印所やお守りの授与所、お茶屋さんが並んでおり、必然的に人が集まりますので混雑します。
金閣寺の繁忙期
金閣寺の繁忙期は、GWやお盆、そして秋にかけて紅葉が始まるの観光シーズンです。繁忙期のさらにピークの時間は14時以降です。14時〜15時の時間帯では写真を撮ることが難しいほど人が混み合います。
金閣寺境内の混雑回避方法
金閣寺の繁忙期において混雑を回避するポイントは、観光する人の行動を分析して、その上で時間を調整することです。
京都を観光する人は概ね、まず京都駅で下車します。そのあと、付近の「三十三間堂」や「清水寺」、キツネ🦊で有名な「伏見稲荷大社」へ参拝してから金閣寺や銀閣寺へ参拝する人がほとんどです。コンコンっ
すなわち、金閣寺境内が午前よりも午後の時間帯の方が混雑する理由は、上記のように先に清水寺などへ参拝してから金閣寺へ来る人がほとんどだからです。
さらに金閣寺は清水寺や伏見稲荷大社よりも、ずっと北側に位置しますので、到着するまでに時間がかかります。
- 参考時間:バスで京都駅→金閣寺:約50分〜1時間
以上のような点を加味して、ゆっくりと金閣寺で写真を撮ったり、紅葉を楽しんだりしたいという方は開園直後となる朝9時前後を狙って入場されるのがオススメということになります。
ゆっくりと金閣寺でのひとときを満喫したのち、清水寺や伏見稲荷大社へ行けば、大半の人々とは観光ルートが逆になりますので、混雑も比較的少なく済みます。
金閣寺のライトアップ時の混雑について
京都市内の寺社では、紅葉シーズンになれば境内をライトアップする所がありますが、残念ながら金閣寺ではライトアップは実施されていません。
ただし、今後もし金閣寺がライトアップを実施した場合、次のような点が予想されます。
- 駐車場の空き待ちの車が並んで、付近周辺の道路が大渋滞する
- 行きは、高速道路のインターチェンジから金閣寺を目指す車、帰りはその逆の車で渋滞してしまい、深夜におよぶ時間帯まで交通渋滞することが予想される
金閣寺は外国からの観光客が必ずとも言っていいほど訪れる世界的観光名所なので『混雑していない時期はまずない!』と、言う心構えを持っておきましょう。
終わりに・・
混雑を予想して計画を立てましょう
金閣寺を観光計画の1つに加えているのであれば、ある程度、混雑を予想して時間に余裕を持たせたプランを立てましょう。
特に自動車を利用するときは、空いている午前中に駐車場へ入れるようなスケジュールを立てるか、午後に行くのであれば無料駐車場を利用するのではなく、あらかじめ付近周辺のコインパーキングを利用するつもりで計画的に行動することを心がけましょう。
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