京都・金閣寺(鹿苑寺)「茶室・常足亭」

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京都・金閣寺(鹿苑寺)「茶室・常足亭」

金閣寺・常足亭

造営年(再建)

  • 2004年(平成16年)
建築様式(造り)

  • 数寄屋造
材質

  • 北山杉
屋根の造り

  • チタン瓦葺き
施工者

  • 木下孝一
発願者

  • 有馬頼底(相国寺管長)

金閣寺「茶室・常足亭」の読み方

金閣寺の境内には、少し読み方の難しい仏像やお堂がありますが、常足亭は「じょうそくてい」と読みます。

平成の茶室「常足亭」

金閣寺の茶室と言えば、夕佳亭が有名ですが、じつは金閣寺にはもう一つ茶室があります。

これが「常足亭」と呼ばれる茶室です。

2007年(平成19年)に、足利義満の没後600年を記念し、金閣寺の方丈再建工事が行われました。

その時に、方丈の中にあった茶室「常足亭」の改修工事も行われています。

「夢窓漱石」と「足利義満の書」

「常足亭」の小間席には、「夢窓漱石の書(むそう そせき/墨跡)」である「別無工夫(べつにくふうなし)」と、足利義満の一行書である「方下便是(ほうげすればすなわちぜなり)」が掛けられています。

金閣寺・常足亭01画像引用先:www.matubun.co.jp

当時金閣寺の住職であった有馬頼底たっての要望で、この書を掛けるにふさわしい茶室として「常足亭」は再建されています。

棟梁・木下孝一と茶室造り

「常足亭」の設計を行ったのは、数奇屋建築の棟梁・木下孝一です。

木下氏は、簡単にいえば茶室造り専門の大工さんです。

「常足亭」には、使われている材料にこだわりがみられます。

木材には、銘木・北山杉を使用しています。

北山杉とは金閣・舎利殿のさらに山奥となる「京都市北区中川」の山林に群生している杉です。

このあたりに自生してる杉の木は古来、良質として知られており、かの桂離宮はもとより、日本全国の数奇屋造りの茶室にも使用されているほどの杉材になります。

その中でも使われているのは、堅く光沢のある白杉のみです。

木下氏の一番のこだわりは、建物の丈夫さです。

彼は500年、1000年と続く家を建てることを信念にしているのです。

釘を一切使わずに、木と木とを組み合わせて「常足亭」は造られています。

また屋根・雨どいには半永久的の耐性をもつというチタン瓦が使われています。

古代建築の技法に、現在の技術とを組み合わせて、平成の茶室「常足亭」は造られたのです。

金閣寺「茶室・常足亭」の場所

金閣寺「茶室・常足亭」は総門から真っ直ぐ進んだ所にある「唐門」の奥、鏡湖池の前にあります。

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