京都・金閣寺(鹿苑寺)「夜泊石」

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京都・金閣寺(鹿苑寺)「夜泊石」

「夜泊石」の読み方

金閣寺の境内には、難しい漢字の表記で読みにくい名前の堂舎や仏像がありますが、夜泊石は「よどまりいし」と読みます。

夜泊石の歴史・由来

夜泊石とは、池泉回遊式庭園にて主に用いられる石組みで、いくつかの石を並べて何かを表現したものになります。

金閣寺の庭園は足利義満の趣向で造営されていますので、この夜泊石も蓬莱思想を用いたものです。

蓬莱とは、中国の東の海の果てにあるとされる伝説上の島のことです。

この島には不老不死の力を持つ仙人が住んでおり、つまりは仙境のことです。

鏡湖池が蓬莱島を表現したものとするのであれば、その蓬莱島には不老不死の薬「仙薬」があり、さらに「財宝の山」があるとされています。

その蓬莱島に渡れるように舟を何隻か配し、その様子を表現したものが夜泊石とされています。

金閣寺の夜泊石は舎利殿・一層目の東側に、真っ平らな石が敷き詰められて表現された舟の係留場(船着場)が設けられており、この係留場から石が縦に直線上に4つ並べられています。

つまりこれら4つの石で、「夜に係留している4隻の舟を表現している」と云われ、これらの舟で中央の蓬莱島へ渡るといったことになります。

尚、このような夜泊石は仙境思想や蓬莱思想といった中国の思想が取り入れられた庭園で見かけることができます。

有名所でいうと同じ京都東山に位置する「積翠園(しゃくすいえん)」があります。

同様にもう1つ、同じ京都の寺院・西芳寺の境内にもあります。

ご興味のある方は是非!これらのロケーションへ訪れてジックリとみてください。ウフ

金閣寺・夜泊石の場所

金閣寺の夜泊石の場所は、金閣・舎利殿の東側に位置します。入口側からではよく見れません。
舎利殿の方へまわることで間近で観ることができます。是非!

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